Shinji Nakakaze

Portfolio

About

線を確かめるためのドローイング 2025 805*1000

Statement

『二次元の意味、弱さの意義について』


私は現実の情報量についていけず、想像力も満足に働​かない。簡略化し、二次元にデフォルメされた世界の​方が、私にとって様々なリアリティを感じられた。私​の場合、表現は、リアリティを感じられる二次元から​始めるしかない。


日常的に描いているキャラクターは弱々しく私に少し​似ているように思う。そのキャラクターの線がキャン​バスの中でただの線になるよう自由に描き、雑多な頭​の中から真に本質的なものを探り出し、現実のリアリ​ティを少しでも感じたい。

CV

(一部抜粋)

2022 東京藝術大学 大学院 美術研究科 修了

2014 東京藝術大学 美術学部 絵画科油画専攻 入学

1994 千葉に生まれる


活動歴

個展

2025 伽のように山査子る…GalleryDalston、両国

2024 からを示らせる…Al Base、代々木


グループ展(一部)

2024 Rough&Pop…A/D gallery、六本木

2024 FACES JAPANESE ARTIST GROUP SHOW

          …アメリカ橋ギャラリー、恵比寿

2023 cross cross x x…galerieovo、台北

2022 修了展...東京藝術大学、上野

アートフェア

2024 One ART Taipei 2024 芸術台北

           …JR東日本大飯店、台北

2023 北京ホテルアートフェア

       ...フォーシーズンズホテル、北京


イベント

2024 DIG SHIBUYA 2024

       …渋谷区立勤労福祉会館2F、渋谷

2022 GEISAI#21

       ...東京ビックサイト、国際展示場


受賞歴

2016 安宅賞 受賞

ART WORK

imago 2024 910*1167

Consept

​例えば、朝に聴いた音楽が一日中頭の中で鳴り続けるように、自​分が意識していなくても心の中に残り続けているものが、無意識​のうちに表に現れてくることがある。私の絵も、何か特定の目的​を持って描くわけではなく、どこかにありそうで思い出せない​「何だっけな」という感覚から描き始める。


私は主にキャラクターを描くが、漫画の中の登場人物のように設​定を持った存在としてではなく、おとぎ話のように、時間も場所​も名前も曖昧なまま描いている。曖昧だからこそ存在は揺らぎ、​本質的な何かが現れることがあるのではないか。


線で描かれたキャラクターが画面の中で交差するとき、私はその​あわいに色を塗りこめることがある。そこに現れる線や形は、私​が見ている世界よりも豊かな未知の領域を見せてくれる。


Character painting

2024

333*220

Character painting 2024

500*606

Character painting 2024

727*606

Character painting 2024

418*318

Refrain of the Unspoken Rhythm 2025

455*530

ドローイングの壁面 2025

by Gallery Dalston

Character painting 2024

1620*1300

Character painting 2024

1167*910

Character painting 2024

1167*910

Characterpainting 2022

1167*910

Characterpainting 2022

1167*910

Characterpainting 2022

1167*910

solo exhibition『苦みを添加する』(biscuit gallery、渋谷)

photo by 竹久直樹

group exhibition『FACES JAPANESE ARTIST GROUP SHOW』(AmericaBashi gallery、恵比寿)

photo by JOE